喫茶ゾウ
Cafe愛知の味噌屋が手掛ける大人気喫茶、映えクリームソーダが名物



味噌屋が生んだ昭和喫茶 — 京都・今出川の純喫茶「喫茶ゾウ」
京都市上京区、堀川通から少し入った室町西入三丁町440-3。古い民家が点在する静かな住宅街の一角に、ひときわ温かな雰囲気を放つ喫茶店がある。その名は「喫茶ゾウ」。2019年4月、愛知県碧南市の老舗味噌醸造元・今井醸造が京都に送り込んだ純喫茶だ。40年の歴史を持つ老舗喫茶「ブラジルコーヒー」の居抜き物件をほぼそのまま活用しており、テーブル、椅子、照明——すべて先代から引き継いだ。新しくてどこか懐かしい、昭和の香りが漂う空間が、地元住民から観光客まで幅広い客層を引き寄せている。
Info
- Area
- Shijo / Karasuma
- Nearest Station
- 今出川駅
- Price Range
- 〜¥999
- Hours
- 9:00〜18:00(L.O. 17:00)
- Closed
- Irregular
- Address
- Santeichō, Kamigyo Ward, Kyoto, 602-0915, Japan
- @kissa_zou(2.0万 followers)
愛知の味噌屋が京都で喫茶を開いた理由
今井醸造は、みそ・たまり・たれの製造を軸に、飲食業も展開する愛知のメーカー。愛知・西尾市の「ぞうめし屋」、名古屋の「喫茶ゾウメシ」に続く3店舗目として京都に進出した。「喫茶ゾウ」という名前はシンプルながらも親しみやすく、店内のあちこちにゾウのモチーフが散りばめられている——食器、ナプキン、レジ皿、そしてメニューを彩るゾウさんクッキーまで。愛知仕込みの味噌を活かした料理と、本格的な喫茶メニューが共存するユニークなスタイルが、京都グルメシーンに新風を吹き込んだ。
昭和レトロが宿る18席の空間
カウンター6席、4人掛けテーブル3卓の全18席。先代の喫茶店から引き継いだインテリアは、大切に手入れされ、本物の昭和レトロとして機能している。壁に掛かった古時計、飴色に光る木のカウンター、ゆらゆらと揺れる白熱電球——2019年にオープンした新しい店であるにもかかわらず、まるで30年前から此処にあったような空気が流れている。
おすすめの楽しみ方
看板メニュー:
- クリームソーダ(クッキー付) 660円 — メロン(緑)、ストロベリー(赤)、ブルーハワイ(青)の3色展開。ゾウさんクッキーが立てられた姿が愛らしく、SNS映えNo.1
- プリンアラモード 880円 — カスタードプリン・バニラアイス・フルーツが丁寧に盛り付けられた、昭和喫茶の花形
- カスタードプリン 450円 — 単体でも存在感のある滑らかな一品
- みそ屋のたまごサンド 780円 — 今井醸造の味噌を使った卵サンド、ふわふわの卵と味噌の旨みが絶妙
- あんバタートースト 450円 — 京都店限定、北海道産あんこと発酵バターの組み合わせ
- 西尾抹茶ラテ 500円 — 愛知・西尾産の抹茶を使ったラテ
- みそ煮込みうどん(赤) 950円 — 名古屋の魂を京都で再現、愛知定番の味を喫茶スタイルで
- クリームソーダ(クッキーなし) 580円
混雑を避けるコツ
週末の昼間は行列になることも。平日の朝9:00〜10:30のモーニングタイムを狙うと比較的ゆったり過ごせる(パンは100円引き)。11時以降はランチ客が増え始める。定休日は月曜日と第1・3火曜日だが、不定休もあるため訪問前にInstagramで最新情報を確認することを推奨する。
今出川・御所西エリアの楽しみ方ガイド
おすすめ散歩ルート
喫茶ゾウから徒歩5分の堀川通を北上すると、二条城の北側へ。さらに今出川通を東進すれば京都御苑の西門(中立売御門)まで15分ほど。御所の森を抜け、同志社大学のレンガ建築を眺めながら今出川駅方面に戻るコースが充実している。
季節ごとのベスト
春(3〜4月): 京都御苑の桜が満開。苑内でのお花見帰りに喫茶ゾウのクリームソーダでリフレッシュ。
夏(6〜8月): 季節限定ドリンクが登場することも。冷たいクリームソーダが暑さを和らげる。
秋(9〜11月): 御苑の銀杏並木が黄金色に染まる季節。平日の静かな時間帯に訪れるのがおすすめ。
冬(12〜2月): 温かいみそ煮込みうどんが本領を発揮。冷えた体を芯から温めてくれる。
近隣の隠れた名店
- 二条城 東大手門外側の屋台 — 季節によって出没する地元グルメが狙い目(徒歩15分)
- さらさ西陣 — 銭湯を改装した異色のカフェ、タイルの内装が圧巻(徒歩10分)
- 京都府立植物園 — 春のチューリップ・秋の菊花展が有名(自転車10分)
- 一保堂茶舗 — 寺町通の老舗茶屋、試飲できる「嘉木」が穴場(徒歩15分)