
本家尾張屋 本店
soba1465年創業・560年以上の歴史を誇る蕎麦の名店
創業550年。京都の歴史とともに歩む、御用蕎麦司
1465年、室町時代に菓子司として創業。江戸時代からは「御用蕎麦司」として、京都御所や禅寺へもお蕎麦を納めてきた「本家尾張屋」。550年を超える悠久の時を刻んできたその暖簾は、京都という街の誇りそのものです。地下鉄烏丸御池駅から徒歩数分。閑静な街並みに佇む重厚な木造建築が、訪れる人を歴史の深淵へと誘います。
Infos
Accès
Ouvrir dans Google Maps名物「宝来そば」:五段の器に広がる美食の宇宙
尾張屋を訪れたなら、一度は味わいたいのが「宝来そば」です。五段に重ねられた割子そばに、海老天ぷら、錦糸卵、椎茸、胡麻、わさびなど、色鮮やかな薬味が添えられて運ばれてきます。
一段ごとに異なる薬味をのせ、上からつゆをかけていただくスタイル。最後の一段まで飽きることなく、そばの香りと出汁の旨味、そして多彩な食感のハーモニーを愉しめます。「宝が来る」という縁起の良い名前とともに、心まで満たされる至福の一膳です。
菓子司のルーツを感じる、食後の愉しみ
蕎麦処としての名声はもちろんですが、尾張屋の原点は菓子司にあります。食後には、ぜひ伝統の「そば餅」や「蕎麦板」を。蕎麦の香ばしさを活かしたお菓子は、甘さ控えめで上品な味わい。
建物自体も明治初期に建てられた貴重なもので、飴色に輝く柱や梁、手入れの行き届いた坪庭を眺めながら過ごす時間は、まさに「京都の極み」と言える体験です。
おすすめの楽しみ方
お昼時は行列ができることも多いため、開店直後を狙うのがおすすめ。また、一階の売店では、看板菓子の「そば餅」を一個から購入できます。
お蕎麦を堪能した後は、そのまま寺町通まで散策し、歴史ある古美術店や茶舗を巡る。そんな、尾張屋を起点とした「大人の京都散歩」が、この街の魅力を最も深く感じさせてくれます。